「歯の治療」と聞くと、ほとんどの方が痛いイメージをお持ちではないでしょうか?確かに、むし歯の治療は痛みが伴う場合が多いでしょうし、あの「キューン」というドリル音を聞くだけで耳をふさいでしまいたくなる方も多いようです。
それでは、なぜ歯医者の治療が痛いかというと・・・
- 麻酔の注射が痛いから
- 歯の神経に直に触れたときに痛いから
- 過去に「痛い」記憶があるので、心理的にそう思ってしまうから
大体がこのような3つのケースに当てはまると思います。そこで、グリーン歯科クリニックでは、この3つのケースに対応し、「痛みの少ないむし歯の治療」を心がけています。
まず、もっとも特徴として言えることは、院長が麻酔認定医であることです。 麻酔認定医は、歯科医師の約100人に1人しかいません。 私自身も歯科だけではなく、脳外科や泌尿器科、皮膚科など多くの手術に立会いました。 麻酔認定医、つまり「麻酔の専門家」として、できるだけ痛みを抑えた治療にこだわっています。
例えば、歯を抜く時の麻酔の仕方と、むし歯の治療をする時の麻酔の仕方は違います。
麻酔量や注射の部位など、一つひとつを変えることで、痛みも抑えることができます。
また、局所麻酔が効いてくるには、7分30秒の時間が必要なのですが、
一般的な歯科治療では、麻酔をしてから5分程度で治療にかかるケースが多いようです。
当院では、1分余裕を持たせて、8分30秒の時間を置いて治療にかかっています。
ですから、1.麻酔注射が痛いことも、2.歯の神経に触れる治療が痛いことも、そうした一つひとつの症例への対応を行うことで、大幅に痛みを減らすことができるのです。
また、3.の過去の経験から心理的な痛さを感じることですが、どうしても痛みについては個人差があります。チェアに座っただけで、歯科医院の臭いをかいだだけで、ドリル音を聞いただけで、「恐い=痛い」となってしまう方も中にはいらっしゃいます。
そこで、できるだけリラックスしてもらうために、
★ 歯科医院特有の医院臭を限りなく0にしています
★ 安らぎのある院内空間をつくっています
★ 5倍速のドリル使用で、不快な音(キューンというアレです)をなくしています
できるだけ、痛みを減らしてリラックスして治療を受けていただくために、歯は身体にとって大切であることは知っているけど、恐いから行かないという方のために、麻酔認定医としてとことんこだわっています。 「えっ、もう麻酔が終わったの!?」 と言われることが、私の隠れた喜びです。また、どうしても恐怖心の強い方には、上記以外にも「笑気吸入鎮静法」を使用して痛みをなくす方法や3Mix法を用いて、できるだけ歯を削ったり、抜歯しないように心がけています。
使用しない器具
・電動注射器:一定スピードで麻酔液を注入する機器。
よく無痛機器として紹介されていますが、私は使用しません。なぜならば、麻酔時にどのタイミングとスピードで麻酔液を入れると、患者さんにとって痛いかが、麻酔の針先から伝わる感覚で分かるからです。
例えば、ゼロコンマ数秒、麻酔注入を待って注入することで痛みがなくなるなどがわかるわけです。
そうしたサジ加減が、一定スピードで注入する電動注射器ではできないため、私は電動注射器は使いません。
使用する器具
・ペンレス
テープ式の表面麻酔です。
刺入時の痛みを和らげるのに効果的です。
・極細注射針
右の写真の一番上が通常の注射針です。
その下が極細注射針です。太さの違いがお分かりいただけるかと思います。
- Q.歯科恐怖症です。怖がりの患者でも大丈夫でしょうか?
- A.誰でも歯科に来られる患者様は少なからず緊張するものです。当院ではトレーニングと称しまして、練習を設けておりますので、初めて来院されていきなり治療はいたしません。患者様1人ひとりにあった治療ペースですすめます。
- Q.痛くない歯医者さんを探していました。麻酔しても削るときも痛みはありませんか?
- A.麻酔をしますと、痛覚を奪いますので基本的に痛みはありません。ですが、削る時の振動は残りますので、これがあたかも痛みのように感じるかもしれません。又、キューンという音も痛みを連想させるようです。当院では、どちらの原因かによってその軽減対策を講じていますので、ご安心ください。
- Q.3Mix法の治療を受けたいのですがしていますか?お値段はいくらくらいですか?
- A.当院でも3Mixは完備しております。ただし、マスコミで取り上げられているような、どんなむし歯でも治るというのは、少々大袈裟な気がします。
薬には必ず適応症がありますので、当院でも3Mixが適応と判断されれば保険治療内であっても使用します。
また、当院では、3Mixをむし歯の治療のみならず、歯周病治療にも応用し、大きな効果をあげています。